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告白


お決まりのプロセスではあるけれど、
出会ってから今までのことを思い返してみました。

私たちが初めて会ったあの日から全てが始まった、と
あなたは言ったけれど、
本当はもっとずっと前から、
私の中でそれは芽吹いていました。

初めてあなたを見つけたときから、
私はどうしようもなくあなたに惹かれていました。
顔も知らない、会ったこともないあなたのことが、
ずっと気になっていました。

それは断じて恋ではなかったけれど、
いつかは会えるなんて予感も全くなかったけれど、
ずっと気になっていて、
時々は心の支えにして、
あなたの紡ぐ言葉を何度も反芻していました。
私の頭の片隅にある小部屋で、
あなたはいつも、
静かに座ってくつろいでいました。

あなたを見つけて、
つかまえなきゃと思って、
無我夢中でした。
せっかく繋いだ細い細い糸を、
切れないように守っていくのに必死でした。
いつか会えるその日まで、
少しでも近づいていけるように、
力を入れすぎないように、
そっと、そっと、手繰り寄せて、
ようやくたどり着いたあの日でした。

白馬に乗った王子様を待っていた私の期待を、
あなたはあっさりと裏切ったけれど、
思いもかけない方向から
私をふんわりと包み込んでくれました。
それは、どんな国の王子様より、
もっとずっと強くて優しくて豊かなものでした。

あの日から二人で、
ひとつひとつ丁寧に積み上げてきた年月でした。
だけど、本当はあの日、
全てが決まっていたようにも思います。

あなたを見つけて、あなたをつかまえて、
決して離さなかった自分に、
心から、よくやった、と言いたい今日の私です。

いつでも変わらずそばにいてくれるあなたに、
心から、愛しています、と言いたい今日の私です。


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ある恋の物語


ずっと夢見ていた、その瞬間のこと。
素敵な景色の見える場所で、
おいしい料理を食べたあとで、
幸せに包まれて。
綺麗に着飾って、
かわいらしく笑って、
その言葉をもらうんだと。

だけど現実はあまりにも残酷。
ファストフードを食べたあと、
いつもの部屋で、テキトーな服で、
涙と鼻水でぐちゃぐちゃの顔で、
全てに絶望しきって、
私は、もうどうでもいいと叫んでいた。

いつもそう。
いっつもそうなんだよ。
ここってときに、期待はいつも裏切られる。

なのに、その後ふいに訪れる、大きな愛はなんだ。
こんなにも広くて深くて、こんなにも強かったのか。

私のちっぽけなこだわりも夢も
木っ端微塵に吹っ飛ばして、
申し訳なさそうに、ごめんと言いながら私を包むそれの、
なんと宇宙的なスケールだろう。
かなわない、と思い知る。

いつもそう。
いっつもそうなんだよ。
予想もしなかった形で、
幸福は私の元にやってくる。
とても両手に抱えきれないほどの、
超特大のやつが。


夕暮れの真理


夕暮れ時

一人で部屋にいたら

悲しいような 切ないような なんだか苦しい気持ちになった


それが不快な気がして 何かで紛らわそうとして

ふと気づいた


これってもしかして【幸せ】なんじゃないだろうか


なんかよくわかんないけど

この苦しいのも

大切な何かなんじゃないだろうか

今までずっと毛嫌いして避けてきたけれど

本当は


細い細い隙間から

世界の向こう側が ちらりと見えたような気がした


なぜ人は 夕暮れ時の空を見ると切なくなるんだろう


徐々に暗くなっていく部屋

黄色くなっていく陽の光

静けさの漂い始める魔法の時間


過去にタイムスリップしたような

幼い日の自分がひょっこり顔を出しそうな

記憶の中にしかいなかった者たちが

次々に姿を現すような

だれもいなくてひとりぼっちのような


夜の暗闇よりももっともっと

静かで孤独なような


過去と未来が 生と死とが交錯する

私がわたしに還っていく


だれもいない

そこにはだれもいない

空っぽのステージに当たるスポットライト

舞台は整った

だけど主役はいない

そこにはだれも いない

ただ無が座っているだけ

銀杏の記憶


あなたに起こる全てのことを 
あなたはきっと忘れてしまう

それでもあの日の幸せだけは 
その胸に深く刻まれていて

あなたはきっと忘れてしまう 
私の顔も 一緒に見た紅葉も

それでもあの時 
涙が出るほど笑い転げた
そのころころとはしゃぐ
心のリズムだけは 
ずっとずっと忘れないで

この世界の全てのものが
あなたの幸せのスイッチになりますように
黄色い葉を見るとわけもなく
笑みがこぼれますように


別れ


この世界には愛おしい人が多すぎて
このちっぽけな体じゃ
とてもみんなを包み切れないくらい
だからお願いカミサマ 
もう少しだけここにいさせて

もっともっと そう思い続けて
どんなに伝えても 
どんなにそばにいても足りなくて
大好きで 大好きなんだ それだけなんだ 
他にはなにも持ってない

もうすぐ君は行ってしまう
どうしたら伝えられるだろう 
君のことが大切すぎて
バカみたいにキミのことばかり考えて 
大好きで 憎らしくて

本当にもう しょうがないやつなんだ 
僕ってひとは


プロフィール

リキタケカズヨ

Author:リキタケカズヨ
声と言葉で世界を変えていく、
子どもであり、大人であり、アーティストであるところの人。

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