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ある恋の物語

ずっと夢見ていた、その瞬間のこと。
素敵な景色の見える場所で、おいしい料理を食べたあとで、幸せに包まれて、
綺麗に着飾って、かわいらしく笑って、その言葉をもらうんだと。

だけど現実はあまりにも残酷。
ファストフードを食べたあと、いつもの部屋で、テキトーな服で、
涙と鼻水でぐちゃぐちゃの顔で、全てに絶望しきって、
もうどうでもいいと叫んでいた。

いつもそう。いっつもそうなんだよ。
ここってときに、期待はいつも裏切られる。

なのに、その後ふいに訪れる、大きな愛はなんだ。
こんなにも広くて深くて、こんなにも強かったのか。

ちっぽけなこだわりも夢も木っ端微塵に吹っ飛ばして、
申し訳なさそうに、ごめんと言いながら私を包むそれの、
なんと宇宙的なスケールだろう。
かなわない、と思い知る。

いつもそう。いっつもそうなんだよ。
予想もしなかった形で、幸福は私の元にやってくる。
とても両手に抱えきれないほどの、超特大のやつが。





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