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彼の岸、此の岸


死んだおばあちゃんと話した

姿を見ることも声を聞くこともできなかったけど
おばあちゃんは若くて最高にきれいだった頃の姿で
ひいおじいちゃんと一緒にいるとのことだった
(おばあちゃんは、めちゃくちゃファザコンだったのだ)

おじいちゃんはどこ?と聞いたら
知らん、と答えた
ああ、間違いなくおばあちゃんだ、と思った

おばあちゃんが生きていた頃
あたしは極度の人見知りで
おばあちゃんともほとんど話さなかった
うん、とか、ううん、くらいしか言わなかった
おばあちゃんは だから あたしに嫌われていると思っていたそうだ

呼んでくれてありがとう、と おばあちゃんは言った
あたしは泣いた
おばあちゃんも 泣いていた

気のせいかもしれないが
それからあたしは 少し気が強くなったように思う
気付くと肩の後ろ側があったかくて
誰かに見守られているような感じがしている


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リキタケカズヨ

Author:リキタケカズヨ
声と言葉で世界を変えていく、
子どもであり、大人であり、アーティストであるところの人。

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