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告白


お決まりのプロセスではあるけれど、
出会ってから今までのことを思い返してみました。

私たちが初めて会ったあの日から全てが始まった、と
あなたは言ったけれど、
本当はもっとずっと前から、
私の中でそれは芽吹いていました。

初めてあなたを見つけたときから、
私はどうしようもなくあなたに惹かれていました。
顔も知らない、会ったこともないあなたのことが、
ずっと気になっていました。

それは断じて恋ではなかったけれど、
いつかは会えるなんて予感も全くなかったけれど、
ずっと気になっていて、
時々は心の支えにして、
あなたの紡ぐ言葉を何度も反芻していました。
私の頭の片隅にある小部屋で、
あなたはいつも、
静かに座ってくつろいでいました。

あなたを見つけて、
つかまえなきゃと思って、
無我夢中でした。
せっかく繋いだ細い細い糸を、
切れないように守っていくのに必死でした。
いつか会えるその日まで、
少しでも近づいていけるように、
力を入れすぎないように、
そっと、そっと、手繰り寄せて、
ようやくたどり着いたあの日でした。

白馬に乗った王子様を待っていた私の期待を、
あなたはあっさりと裏切ったけれど、
思いもかけない方向から
私をふんわりと包み込んでくれました。
それは、どんな国の王子様より、
もっとずっと強くて優しくて豊かなものでした。

あの日から二人で、
ひとつひとつ丁寧に積み上げてきた年月でした。
だけど、本当はあの日、
全てが決まっていたようにも思います。

あなたを見つけて、あなたをつかまえて、
決して離さなかった自分に、
心から、よくやった、と言いたい今日の私です。

いつでも変わらずそばにいてくれるあなたに、
心から、愛しています、と言いたい今日の私です。


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リキタケカズヨ

Author:リキタケカズヨ
声と言葉で世界を変えていく、
子どもであり、大人であり、アーティストであるところの人。

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